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作家 / Artist
鄭熙洙
JUNG Heesu
1994年水原生まれ
光州大学 写真映像ドローン学科 卒業
写真映像学を専攻し、水原を拠点に写真と映像作品を制作している。歩きながら出会う環境や風景に着目し、それを生み出した人間を歴史的・制度的な観点から想像して物語を構築する。「記録されたもの」という物質性と「想像されたもの」という仮想性が交錯し、新たな視点へと枝分かれしていく可能性 を探求している。
海が人間社会の消費財へと転落する空間を捉え、人類と自然が(被)征服から共存へと向かう道を省察する。〈丘〉では、不穏な雲の下、釜山の海岸(福岡の海面を越え最も近い朝鮮半島の地域)とそこを通る観光客の群れを写真に移し、現実を展望するのに有効な距離感を提案する。

