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作家 / Artist

金藝玲

KIM Yeryong

東徳女子大学 絵画学科 学士 卒業

黒を基調とする画面には、漂う繊維や事物が浮遊し、個体が内包する無限の可能性を象徴的に鋳型に取る表現が特徴。これまで韓国国内外でグループ展や企画展に参加し、版画を基盤とした独自の表現を通じて、観る者に「境界の曖昧さ」と「存在の可能性」を問いかける活動を展開している。

雲の移動に従って驟雨の境界を追う体験に着目し、紙と紙を重ねる隙間—版画から芽生えるイメージを顕わにする。空間に繊維や特定の事物が漂流する作品は、個体が秘める無限の可能性を鋳型に取る。

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